おそらく、もともとは向付として焼かれたものであろうものが、今では盃として大変珍重され、高価な一品となっています。
過去に六客入りの黄瀬戸を小向付として扱った経験がありますが、それは後年、一客ずつ「盃」となって世のコレクターの元に収まっています。その頃から、黄瀬戸は一つ一つが優品としての扱いを受けるようになったのだと思います。
Text by Hiroshi Toda
盆:楓玉杢 くるくる盆 / 川合優
黄瀬戸六角盃
黄瀬戸六角盃
サイズ | 径 7.3 x 高さ 5.6 cm |
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素材 | 陶 |
時代 | 桃山時代〜江戸初期 |