藤田美術館
大阪の実業家であり藤田美術館の祖である藤田傳三郎は、明治初期の混乱した時世に、廃仏毀釈や海外流出といった文化財の危機を憂い、絵画、仏像、陶磁器など幅広く蒐集しました。それらは現在では国宝や重要文化財に指定される世界有数のコレクションとなり、1954年から藤田美術館で一般公開されています。藤田傳三郎の茶道具コレクションは谷松屋戸田八代の戸田露吟が納めていることからも、藤田家とは明治時代から現在にかけてご縁が続いています。
http://fujita-museum.or.jp
あみじま茶屋
藤田美術館のリニューアルオープンに先駆けて2021年春、開店しました。開放的な美術館エントランスを引き立てるモダンなキッチンカウンターは、左官職人・久住有生さんによって塗りが施されたもの。あみじま茶屋では、谷松屋戸田Onlineで紹介する現代作家のお盆や茶碗を実際に使ってお団子とお茶をいただくことができます。またカウンターで実際に作品も展示されています。