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水辺の葦と水面がゆるやかに風に揺れ動く静謐な一瞬が、軽やかに描かれています。「弥勒は千百億の姿で、あらゆる人の前にあらゆる形を取って現れ、清らかな月光のように世の全てを照らしている」という賛が添えられています。
本来、葦は群生する植物で秋を表しますが、沢庵は季節を超えた象徴的な風景として描いているように思えます。床にかけた瞬間から沢庵の世界に引き込まれていくような、静かでありながらも壮大さを感じられる自画賛。
水月自画賛
水月自画賛
沢庵 宗彭
税込み。
サイズ | 本紙 幅8.5cm × 高さ85cm / 総丈 幅40.5cm × 高さ157cm |
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作者 | 沢庵 宗彭 |
素材 | 紙本墨画 |
伝来 | 有賀家・藤田家伝来 |
時代 | 江戸時代前期 |
備考 | 付属資料あり ※目録コピー PDFダウンロード |
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